梅雨時期に気を付けたいオフィス内の意外な”ココ”!
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1.コピー機・OA機器周り — 設置場所+紙の保管方法にも要注意!
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コピー機やプリンターなど、精密機器に湿気は勿論厳禁。梅雨時期は空気中の水分量が多いせいで窓が結露することも多いため、窓に近い場所への設置はできるだけ避けましょう。
エアコンの近くに置いたり、そばに除湿機やサーキュレーターなどを設置することで、湿気が溜まりにくくなります。また、あわせて気をつけたいのが紙の保管方法です。コピー機本体と同様に窓付近は避け、通気性の良い環境で保管するように気をつけましょう。
コピー機に湿気が籠もると給紙トレイに収納してある紙も湿気ってしまい、それが紙詰まりの原因になることもあります。手差しトレイにずっと紙を乗せたままにするのも紙が湿気を吸ってしまうため要注意です!
少し手間ですが、トレイに紙を補充する際に一度パラパラと紙をバラけさせてから入れてあげると紙の重なり予防になり、オススメですよ。 -
2.カタログ・チラシラック — できるだけ通気性の良い場所を選んで
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こちらもコピー用紙と同じく湿気に弱い紙類なので、設置場所には気を付ける必要があります。
扉付の書庫に収納されている書類と違って、これらはカタログやチラシが常に外気に触れる環境にあるため、どうしても空気中の湿気の影響を受けやすいです。梅雨時期の湿気にやられて、ラックに入れていたチラシが波打ったりへたったりする光景も珍しくありません。
オフィスの玄関口や窓の近くは特に外気の影響を受けやすい場所なので、カタログやチラシだけに限らず、壁面のポスターなど、紙の掲示物にも注意した方が良いでしょう。普段は玄関口やエントランスにラックを設置しているけれど、梅雨時期だけはオフィスの事務スペースへ移動する……という工夫をされている企業も多いそう。ラックを置く場所は、できるだけエアコンや換気口のある通気性の良い室内を選んで、紙の持つコシを少しでも長続きさせましょう。
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3.更衣室・ロッカールーム — 利用頻度で大きく差が出ることも!?
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更衣室・ロッカールームが別室として設けられているオフィスの場合はここにも要注意!
更衣室やロッカールームは、一般的に事務スペースと比べ空間自体が狭く、人の出入りも少ない分、空気の流れが停滞して湿気が籠もりがちです。定期的に窓を開けて換気したり、常時換気扇を稼働させたりと言った対策が必要になります。
そして部屋全体の湿度管理と同じくらい注意したいのが、「自分のロッカーの利用頻度」。
ロッカーを毎日使う!という人もいれば、入れる荷物が特にないからほとんど使わない、という人もいるでしょう。人によって利用頻度はまちまちですが、ここで気を付けてほしいのが後者の「ほとんど使わない」方。扉の開閉や物の出し入れをする頻度が少ない分、空気と湿気が滞留する状態が何日も続いてしまうので、荷物の入れっぱなしにはご注意を。ひどい場合には「梅雨時期に秋冬用コートをロッカーに入れたままにしていたら、カビが生えていた!」なんてことも……(※恐ろしいことに筆者の実体験です) -
4.オフィスチェア — チェアの「蒸れ」「シミ汚れ」対策を
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最後はあまり意外性はないかもしれませんが、オフィスチェアについてのお話です。
コピー機もない!カタログラックもない!更衣室もないよ!という企業であっても、これだけは必ずあるであろう、オフィスチェア。数あるオフィス家具の中でも、チェアは取り分け身体が密接する家具です。梅雨時期は雨の日が多い上、高温+高湿な不快環境のせいで汗もかきやすくなっているので、身体を預けているクッション部分が蒸れて汗ジミになってしまったり、雨粒が付着してシミ汚れになったりしがちです。
デスクワークがメインの内勤の方ほどチェアに座る時間は長くなるので、1時間に1回はチェアから立ちあがるように心がけると、座面の蒸れ対策になるだけでなく、長時間座りっぱなしによる血行不良・腰痛の予防対策にもなるのでオススメです。外出の多い営業職の方たちも、外から戻ってくる際にはスーツの裾周りやカバンの水滴にはお気を付けください!
ちなみに筆者は洗濯ができるタイプのチェア用カバーをかけて対策しています。(写真参照)
※本ページに掲載の内容は、2024年5月時点の情報です。
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