オフィスづくりのお役立ち情報
オフィスの壁紙は【色・質感・機能】で選ぶ
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2020/05/11
オフィス内装において重要なインテリアのひとつが「壁紙」です。
人の視界に入りやすい壁は、来客の印象や社員のモチベーションを大きく左右すると言われています。昨今では壁紙の色や柄の選択肢が増え、思い思いのデザインにこだわる企業が増えてきました。
カフェやホテルのようなオシャレな壁紙を採用する会社も少なくありません。画像引用:SINCOL
今、御社のオフィスの壁紙はどんな状態ですか?
破れたり、剥がれたり、汚れたりしているなら、ぜひ貼り替えを検討してみてください。
来客にマイナスイメージを与えたり、社員のパフォーマンスを落としたりしている原因は、実はその壁紙にあるのかもしれません…。そこで今回は、オフィス使いにオススメな壁紙の種類と選び方のポイントについて解説。
壁紙の貼り替えを考えている方はもちろん、オフィスのイメチェンを検討中の方にも必見の情報をお届けします!ポイント1.オフィスに適した壁紙の色
まずは壁紙の色について解説します。
オフィスのスタンダードは、やはり白の壁紙です。
「清潔感・誠実性」を感じる色で、どんな家具にもマッチすることから長く親しまれています。画像引用:SINCOL
一方で、白の壁には「無機質さ・冷たさ」を感じるという意見もあります。
こんな悪印象を和らげるにはベージュやアイボリーが最適。汚れも目立ちにくい人気のカラーです。画像引用:SINCOL
カラーバリエーションが豊富になった昨今では、カラー壁紙を取り入れる会社も増えてきました。
以下画像のようなビビッドカラーの壁紙は、託児スペースや飲食スペース、アイディアを生み出すミーティングスペースなどに適しています。画像引用:東リ 住まいとインテリア | 床材、カーペット、カーテン、壁紙、ラグマット
一方、執務スペースにカラー壁紙を取り入れるなら、集中力を妨げないような「淡い色」や「深みのある色」がオススメです。
画像引用:SINCOL とは言え、いくら主張の少ない色でも、すべての壁面を同じ色で彩ると「派手」「うるさい」というような印象になりかねませんよね。そこでオススメなのが「部分的にカラー壁紙を取り入れる」コーディネートです。
▼執務フロアの壁一面だけが水色。
画像引用:SINCOL
▼つきあたりの壁のみ明るい赤。
画像引用:東リ 住まいとインテリア | 床材、カーペット、カーテン、壁紙、ラグマット
▼廊下の壁紙だけが緑。
画像引用:東リ 住まいとインテリア | 床材、カーペット、カーテン、壁紙、ラグマット
このように、壁の一部や空間の一角、あるいは柱のみを別の壁紙で仕上げる手法を「アクセントクロス」といいます。
オフィスでアクセントクロスを用いるなら、白・ベージュ・アイボリーなどの定番色をベースに、アクセントとして好みの色を取り入れるといいでしょう。
個性的かつ派手すぎない、素敵な内装デザインに仕上げることができます。ポイント2.オフィスに適した壁紙のテクスチャー(質感)
続いて、壁紙のテクスチャー(質感)についてご紹介します。
オフィスで人気なのは、集中力を妨げないシンプルなテクスチャー。
「織物調」や「石目調」の壁紙がよく用いられています。▼織物調/麻や綿のような風合い。お部屋のテイストを選ばない定番のテクスチャーです。
画像引用:SINCOL
画像引用:SINCOL
▼石目調/シンプルでスッキリとした印象に。織物調に次ぐ定番のテクスチャーです。
画像引用:SINCOL
この他にも、「木目調」や「レンガ調」「コンクリート風」のテクスチャーも人気です。
これらの壁紙はエントランスや応接室、会議室や休憩室などでアクセントクロスとして用いられます。
素材ならではの表情を活かし、ナチュラル・シック・スタイリッシュなどといったイメージを戦略的に演出することが狙いです。▼木目調/ナチュラルからシックまで。多彩な空間づくりを叶えます。
画像引用:SINCOL
画像引用:サンゲツ|カーテン、壁装材、床材、椅子生地、ラグ等のインテリア商品の販売
画像引用:東リ 住まいとインテリア | 床材、カーペット、カーテン、壁紙、ラグマット
▼レンガ調/温かみのある色ならカントリー風に。ダークカラーを選べば落ち着き感とスタイリッシュさを兼ね備えたお部屋になります。
画像引用:SINCOL
画像引用:SINCOL
画像引用:SINCOL
▼コンクリート風/まるでデザイナーズ物件のようなスタイリッシュな印象に。
画像引用:サンゲツ|カーテン、壁装材、床材、椅子生地、ラグ等のインテリア商品の販売
画像引用:東リ 住まいとインテリア | 床材、カーペット、カーテン、壁紙、ラグマット
ポイント3.オフィスに適した壁紙の機能
画像引用:サンゲツ|カーテン、壁装材、床材、椅子生地、ラグ等のインテリア商品の販売
壁紙を選ぶ基準は見た目だけではありません。壁紙が持つ機能にも注目してみてください。
近年では、オフィスのお悩みを解決する様々な「機能性壁紙」が登場しています。「機能性壁紙」の種類
機能 概要 防カビ機能 壁紙表面のカビの繁殖を抑制します。 消臭機能 こもりがちな食べ物の臭いや生活臭、タバコの臭いなどを消臭します。 拭き取り機能 中性洗剤や消毒用アルコールで、汚れ(コーヒー・ジュース・ボールペン・口紅・タバコのヤニなど)を拭き取ることができます。 傷対策機能 表面強度に優れた特殊配合。傷がつきにくく耐久性に優れています。 湿度調整機能 室内の湿度変化に合わせて、湿気を吸ったり放出したりします。結露を防ぎ、カビを抑制します。 抗ウイルス機能 表面に塗布された抗ウイルス成分がウイルス表層のたんぱく質を変質・分解し不活化します。 抗アレルゲン機能 壁紙表面に接触したダニのフンや死骸、花粉などのアレルゲンをキャッチし不活化します。 光反射機能 光を反射し、拡散する特殊材料が配合されています。照明の数を減らしても明るさを保つので、消費電力の削減にもつながります。 プロジェクター
スクリーン機能プロジェクタースクリーンとしての機能も果たします。光の反射性能に優れ、専用スクリーンに劣らない色再現性があります。 ▼光反射機能/太陽光や照明の光を反射し、お部屋全体を明るくします。
画像引用:SINCOL
▼プロジェクタースクリーン機能/凹凸が少なく、斜めから見てもキレイに映像の光が見えます。
画像引用:東リ 住まいとインテリア | 床材、カーペット、カーテン、壁紙、ラグマット
どれかひとつの機能に秀でた「特化型」の壁紙もあれば、複数の機能をあわせ持つ「複合型」の壁紙もあります。
自社のニーズに合わせて、デザイン(色やテクスチャー)と機能のバランスが取れた壁紙を選ぶといいでしょう。壁紙の貼り替え工事は専門業者に頼むべし!
理想の壁紙のイメージが固まったら、いざ貼り替えです!
「コストを抑えるために自分たちで貼る」という方法もありますが、自力でキレイに施工するには十分な時間と技術が必要です。古い壁紙を剥がし→傷んだところを補修し→その上に新しい壁紙を貼る…という作業工程を考えると、プロに頼むのがベストでしょう。
業者に壁紙貼り替えを依頼する際の流れ
① 壁紙の色・テクスチャー・性能を大まかに決める
② 業者に問い合わせ、①の希望を伝える
③ 業者が訪問し、貼り替え予定現場を確認
④ ③の事情を踏まえた壁紙の提案・見積りをもらう
⑤ 希望・コストに見合えば契約
⑥ 貼り替えを実施客観的な視点で壁紙選びのアドバイスが欲しいという場合には、壁紙の提案から施工までをワンストップで請け負うオフィスデザイン業者への依頼がオススメです。
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