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オフィス用ブラインド選びのポイントまとめ

2019/11/06

ブラインド

日除よけや目隠しのために窓辺に取り付けるブラインド。
一般住宅では勿論、オフィス環境でも欠かすことのできないインテリアの一つです。
今回は、ブラインドの種類と特徴、取り付け業者選びのポイントなどについてまとめてみました。

横型ブラインド「ベネシャン(ベネチアン)ブラインド」の特徴

ヨコ型ブラインド

水平方向に並んだ羽根の角度を調節して操作する横型ブラインド
日本で流通するブラインドの多くは、この横型構造のものです。
イタリア・ベネチア生まれの製品なので「ベネシャン(ベネチアン)ブラインド」という名前が付いています。

横型ブラインドのメリット 室内に摂りこむ光や風の量を細かくコントロールできる
上からの視線も下からの視線も遮ることができる
視線を遮りながら光や風を室内に摂りこむことができる
もたつき感がなくコンパクトで見た目がスッキリしている
最もメジャーな構造なので素材や色味の選択肢が豊富
価格帯も幅広い
横型ブラインドのデメリット 構造上ホコリがたまりやすい
風が当たると揺れやすく、羽根が窓枠などにぶつかる音が気になる場合も
羽根の穴などからの光漏れが気になるモデルもある(近年では光漏れを低減させた製品がスタンダードになりつつあります)

ウサギコメント
横型ブラインドはワークスペース(執務室)におすすめ。外からの視線を遮りながら、羽根の角度を調整して日差しの量をコントロールすることができます。

縦型ブラインド「バーチカルブラインド」の特徴

vertical(バーチカル)とは、垂直・直立な様子を表す英単語。
その名の通り、床・天井に対して垂直に取り付けられた縦型ブラインドのことを指します。
羽を横回転させることで、室内に入れる風や光の量を調整することができます。

縦型ブラインドのメリット 室内に日光や風をたっぷり摂りこむことができる
スタイリッシュでオシャレな印象
縦のラインが強調されて、部屋全体が広く見える
羽根を1枚ずつ取り外せるので、汚れた羽根だけをクリーニングすることができる
縦型ブラインドのデメリット 構造上、外からの日差しや視線を完全に遮ることは難しい
風が当たると揺れやすく、羽根同士の接触音が気になる場合も
既成のカラー展開は横型に比べて少なく、価格もお高め

カエルコメント
縦型ブラインドのおすすめ設置場所は、エントランスやロビーの掃き出し窓(天井から床までの大型窓)。重厚感のあるオシャレな雰囲気を演出できます。

アルミ製ブラインドの特徴

アルミはブラインドに用いられる最も一般的な材質。横型ブラインドにも縦型ブランドにも用いられます。

アルミ製ブラインドのメリット 低価格
ある程度の汚れは拭き掃除で落とすことができる
軽量で操作性に優れている(開け閉めしやすい)
湿気や紫外線に強く、丈夫で長く使える
一番メジャーな材質なのでカラーやサイズの展開が豊富
省エネ効果のある遮熱コート、防汚・抗菌・消臭効果のある酸化チタンコート、汚れが落ちやすくなるフッ素コートなど、機能性加工を施すことができる
アルミ製ブラインドのデメリット 静電気が原因でホコリがたまりやすい
使い方によっては羽根が折れてしまうことがある
冷たく無機質な印象を与えがち
風に揺れた際に発する音が大きく耳障りな場合も

ウサギコメント
横型×アルミ製は、最もオーソドックスなオフィス用ブラインドの組み合わせ。価格と機能性のバランスがちょうどいいと人気です。

布製ブラインドの特徴

布は、主に縦型ブラインドに使われることが多い素材です。

布製ブラインドのメリット 用いる生地によって様々な雰囲気を演出できる
単色は勿論、複雑な色柄のファブリックを選ぶこともできる
生地の厚みも用途にあわせて選ぶことができる
遮光、遮熱、消臭、抗菌、水拭き可、丸洗い可など、優れた性能を持つ生地を選ぶことができる
布製ブラインドのデメリット アルミ製に比べて価格帯が高価
日焼け・色あせなど、経年劣化が目立ちやすい
付着した汚れは手軽に落としにくい
お手入れの際には(ウォッシャブル生地であっても社内に洗濯機が無ければ)クリーニングコストがかかる
窓の結露が原因でカビが発生してしまう場合も

カエルコメント
透け感のある柔らかな風合いの生地は、お客様を迎える応接室にぴったり。圧迫感・緊張感を和らげてくれます。

木製ブラインドの特徴

木は横型ブラインドにも縦型ブランドにも用いられる素材です。
これまでのスタンダードだったアルミ製特有の「冷たさ」がなく、「温かみ」や「高級感」が演出できると、オフィス空間でも注目が集まっています。

ナチュラルカラーの木製ブラインド ダークカラーの木製ブラインド
ナチュラルカラーは温かみのある雰囲気に ダークカラーはシックで高級感のある雰囲気に

画像引用:タチカワブラインド|窓まわりと間仕切りのインテリア総合メーカー

木製ブラインドのメリット 木の風合いを生かしたオシャレな空間づくりができる
天然素材ならでは味わい(木の節や筋、切り出し方別の濃淡など)を楽しめる
アルミ製に比べて静電気が発生しにくく、ホコリがたまりにくい
一枚一枚の羽根が太いので掃除もしやすい
アルミ製のように羽根が折れ曲がる心配がない
木製ブラインドのデメリット お値段は他の材質に比べてかなりお高め
合板や集成材(薄い木板を張り合わせた木材)ではなく天然の無垢材を選ぶと更に高額に
アルミ製に比べて重量があるので開け閉めしづらい
湿気に弱いので水回りには適さない
結露でカビが発生してしまう場合も

ウサギコメント
木製品は、落ち着きや安らぎを与えてくれます。リフレッシュスペース(休憩室)など、一息つく空間の窓辺におすすめ!

竹製ブラインドの特徴

国産ブラインドメーカー「ニチベイ」が製造・販売する「バンブーブラインド」は、その名の通り竹でできたブラインド。
2019年9月現在、横型ブラインドのみの商品展開です。
自然素材ならではの質感や風合いが魅力で、どんなお部屋にもよく馴染みます。

竹製ブラインドのメリット 木製同様、天然素材の風合いを生かしたオシャレな空間づくりができる
木製以上に節や筋、色合いの表情が羽根に出やすく、味わいを楽しむことができる
木製に比べて安価
木製に比べて羽根の厚みが薄く、軽量なので開け閉めしやすい
竹製ブラインドのデメリット 使いはじめは竹材や塗装などの臭いが抜けきれないものもある(人体に影響を及ぼすものではなく、時間の経過と共に臭いは薄れていきます)
天然素材を集成加工した羽根は、故意に力を加えると割れる恐れがある
経時変化等による変形、色変化が生じることがある

パンダコメント
コストを抑えながらも自然素材ならではの風合いを楽しみたい方には竹製ブラインドがぴったりです!

窓枠の計測、ブラインドの手配・取り付けは、業者に頼むべし!

ワークスペースの腰高窓には横型のアルミ製ブラインド。リフレッシュスペースの大型窓には縦型の布製ブラインド。

こうしてイメージが固まってきたら、いざ購入・取り付けです。
窓枠のサイズを測り、適切な製品を手配し、安全に取り付けを行います。

・・・でも、この作業が意外と大変!

ブラインドの取付は大変なことが多い

オフィスの天井が高く、取り付けに苦労した
測り間違いによりブラインドが取り付けられなかった(→返品不可で、代金を無駄にした)
なんとか取り付けられたが、見映えが悪い

実は、こんな失敗例も少なくありません。
設置台数が数台であれば良いですが、複数台となると案外手間がかかってしまうもの。

本来の業務に支障が出ないよう、これらの作業は業者に依頼するのが一般的です。

オススメは、「製品販売」と「訪問取り付け」を一括対応してくれる業者。
まとめて頼めば割安ですし、煩雑なやりとりも少なく済みます。

ブラインド取り付けの大まかな流れと業者選びのポイント

ブラインド取り付けは、以下の手順で業者に依頼します。

業者にブラインド取り付け頼む際の動き

① ブラインドの台数・構造(横型/縦型)・材質・色柄を大まかに決める
② 業者に問い合わせ、①の希望を伝える
③ 業者が現場訪問し、取り付け予定箇所の状態を確認・採寸
④ ③の事情を踏まえた製品の提案・見積りをもらう
⑤ 希望・コストに見合えば契約
⑥ 取り付けに来てもらう

重要なポイントは、採寸ミスによるトラブルを避けるために「出張採寸」に来てくれる業者を選ぶことです。
④まで無料対応してくれる業者もいれば、③の時点で料金が発生してしまう業者もいます。
「○○市内限定」「窓○枚以上から対応」など、訪問条件も業者により異なりますので、これらを事前によく確認した上で問い合わせるといいでしょう。

 

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