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ウィズコロナ時代のオフィスレイアウトって?適当なデスク間隔を検証してみた!

2020/07/27

新型コロナウイルスの存在を前提とした「ウィズコロナ」の時代へと向かう今。
オフィスワークも「新しい生活様式」への対応が求められています。
そこで今回は、感染拡大を防止する新時代のデスクレイアウトなどについて考えてみました。

オフィスの「新しい生活様式」って?

2020年5月。
厚生労働省は、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました

以下に、オフィスや仕事場における実践例を抜粋してみました。その他の実践例はリンク先をご覧ください。

(1) 一人ひとりの基本的感染対策
人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用

(2) 日常生活を営む上での基本的生活様式
身体的距離の確保
「3密」の回避(密集、密接、密閉)

(4) 働き方の新しいスタイル
テレワークやローテーション勤務
時差通勤でゆったりと
オフィスはひろびろと
会議はオンライン
名刺交換はオンライン
対面での打合せは換気とマスク

テレワークやローテーション勤務を積極的に取り入れること・時差通勤で混雑を避けること・会議はオンラインで行うことなどが「新しいワークスタイル」とされています。

オフィス内ではとにかく「3密」を避けること。
1~2mの身体的距離を保って働くことが、オフィスの「新しい生活様式」となっていきそうです。

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検証! 従来のデスクレイアウトは充分な身体的距離を確保できている?

一般的なデスクレイアウトで、充分な身体的距離を確保することはできるのでしょうか。
幅1.2m×奥行70cmの片袖デスクの利用を想定してシミュレーションしてみました。

部署やチームごとにデスクを向かい合わせて配置する「対向式」・学校の教室のようにデスクをすべて同じ方向に向ける「並列式」・背中合わせに配置する「背面式」。これら3つのレイアウトでの身体的距離を検証します。

計測するのは、お互いが座席についた際の顔と顔との間の距離です。

一般的なデスクレイアウトにおける身体的距離 ※幅1.2m×奥行70cm片袖デスクの場合

レイアウト イメージ 身体的距離
対向式 × 左右の人:約1.2m
× 向かいの人:約1.4m
並列式 × 左右の人:約1.2m
〇 前後の人:約1.9m
※1.2mの間隔を空けてデスクを配置した場合
背面式 × 左右の人:約1.2m
◎ 背後の人:約2m
※2mの間隔を空けてデスクを配置した場合

このように、どのレイアウトにおいても(特に隣合う人同士で)2mの身体的距離をしっかり確保するのは難しいということがわかりました。

特に問題なのは、日本で最もスタンダードな「対向式」のレイアウト。
「真正面で向かい合う」配置はコミュニケーションを取るには最適ですが、飛沫感染対策には不向きなようです。

そこで次章からは「新しい生活様式」に対応したウィズコロナ時代のデスクレイアウトをご提案します。

ウィズコロナ時代のデスクレイアウト ①前後・左右1席おきに空席を設ける

すでに実践中の会社も多いかと思いますが、前後・左右1席おきに空席を設けるデスクレイアウトは身体的距離を確保するのに効果的です。

前後・左右1席おきに空席を設けた場合の身体的距離 ※幅1.2m×奥行70cm片袖デスクの場合

レイアウト イメージ 身体的距離
対向式 ◎ 左右の人:約2.4m
〇 ななめ向かいの人:約1.6m~2.1m
並列式 ◎ 左右の人:約2.4m
◎ ななめ前後の人:約2.2m
※1.2mの間隔を空けてデスクを配置した場合
背面式 ◎ 左右の人:約2.4m
◎ ななめ後ろの人:約2.1m~2.5m
※2mの間隔を空けてデスクを配置した場合

隣り合う人同士の距離は約2.4mと、充分な距離を確保することができました。
対向式レイアウトでは、ななめ向かいの人との距離が2mに満たない席もありますが、「真正面」の配置は避けることができています。

ローテーション勤務を行う場合、シフト分け(例:通常出社/テレワーク、早番/遅番など)は座席位置を考慮して行うといいでしょう。

出社人数を制限するのが難しい場合には、会議室や共有スペースを執務室として転用するのもひとつの手段です。

座席は出来るだけ「固定席」に!

座席に関しては、可能な限り固定化することを推奨します。
デスクやチェアを介した接触感染リスクを減らすことができること・万が一感染者が発生した場合にも接触者を把握しやすいことが理由です。
フリーアドレスの場合も、出来るだけ終日同じ場所で執務する運用を心がけてください。

ウィズコロナ時代のデスクレイアウト ②デスク同士の間隔を空ける

事務所の床面積に余裕があれば、デスク同士の間隔を空けてオフィスを広々と使う方法も効果的です。
身体的距離を確保するにはデスクとデスクの間にどれくらいの間隔を空ければいいのか、シミュレーションしてみました。

2mの身体的距離を確保するためのデスク間隔 ※幅1.2m×奥行70cm片袖デスクの場合

向かい合わせのデスク同士 左右のデスク同士
80cm 間隔を空ける
90cm 間隔を空ける
前後のデスク同士 背中合わせのデスク同士
1.3m 間隔を空ける
2m 間隔を空ける

シミュレーションの結果、向かい合うデスクには80cm、隣り合うデスクには90cm、前後には1.3m、そして背中合わせのデスクには2mの間隔を空けて設置すれば、2mの身体的距離を確保することができることがわかりました。

「対向式」「並列式」「背面式」それぞれのレイアウトで実践すると、以下のようになります。

デスク同士の間隔を空けた場合の身体的距離 ※幅1.2m×奥行70cm片袖デスクの場合

レイアウト イメージ 身体的距離
対向式 ◎ 左右の人:約2.1m
◎ 向かいの人:約2.2m
並列式 ◎ 左右の人:約2.1m
◎ 前後の人:約2m
背面式 ◎ 左右の人:約2.1m
◎ 背後の人:約2m

自由に動かせるデスクが新定番に?

近頃では、出社人数や働き方に応じて自由自在にレイアウトを組み替えられる「キャスター付き可動式デスク」が注目を集めています。

「一過性の問題(=コロナウイルス感染拡大)に対応するためだけに、これまでのワークスタイルは変えたくない!」とお考えの方にこそおすすめなのが、この可動式デスク。機能性・デザイン性・耐久性に優れた製品を選べば、ウイルス終息後の「アフターコロナ」時代にも有効活用できちゃいます。

おすすめ可動式デスク PLUS「Pixta(ピクスタ)」シリーズ

画像引用:Pixta – PLUS ファニチャーカンパニー

オフィス家具メーカー「PLUS」のフリースタイルデスク「ピクスタ」のキャスター脚タイプは、事務机としては勿論、ミーティングやカフェスペースのデスクとしても活用可能。ウイルス終息後には「自由に動かせる」という特性を活かして、よりアクティブな働き方を実現することができます。

「ウィズコロナ」
身体的距離をとるレイアウト
「アフターコロナ」
レイアウト例①
「アフターコロナ」
レイアウト例②
「アフターコロナ」
レイアウト例③

ウィズコロナ時代のデスクレイアウト ③仕切りを設ける

飛沫感染予防として、デスク間にパネルなどの仕切りを設置する会社も増えています。

理化学研究所の調べでは、仕切り板が顔の高さより低い場合には飛沫感染を防ぐ効果は小さくなるんだそう。(参考:仕切り板、顔より低いと効果小 スパコンで防止策を解析 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

仕切りの高さは、床置きなら最低1.4m、机上に直接置くなら最低70cm必要です。
ただし、マスクやフェイスシールドなどと併用する場合はこの限りではありません。複数の感染対策アイテムを上手に組み合わせて、感染予防に努めましょう。

まとめ

ワクチンや特効薬の開発が待たれる今。
新型コロナウイルスとの闘いは、世界的に長期化の様相を呈しています。

感染抑止と企業活動を両立させるためには、経営トップが率先して予防体制を整えていくことが大切です。
職場における感染防止対策の取り組みが、社会全体の感染症拡大防止に繋がると言っても過言ではありません。

従業員・顧客・取引先をはじめとする関係者の生命と健康を守るために、一刻も早く対策を講じていきましょう。

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