オフィスづくりのお役立ち情報

おしゃれなオフィスづくり【2025年版】最新トレンド・レイアウト事例集

2025/10/16

急激な働き方の変化や新しいテクノロジーの登場により、オフィス空間の在り方も生まれ変わりつつあります。
そこで注目されるのが、おしゃれさと機能性が両立したオフィスづくりです。
最新トレンドや事例を交えながら、デザインの要点や導入プロセスのポイントを解説します。
自社のブランディングや働きやすい環境づくりに生かせるヒントが満載です。

2025年のオフィスデザイントレンド

(1)チーム活性化
フリーアドレスや共有スペースで、社員同士のコミュニケーションやコラボレーションを促進。
(2)柔軟性
可動式パーテーションやモジュール家具で、プロジェクトや働き方に応じたレイアウト変更が可能。
(3)ウェルビーイング
照明や色彩、休憩スペースの工夫で、社員の集中力やリラックスをサポート。
(4)サステナブル
環境に配慮した素材や省エネ設備を取り入れ、持続可能なオフィスづくりを実現。
(5)テクノロジー融合
ウェブ会議用ブースやスマートデバイスを活用し、オンラインと対面をスムーズに両立。

これらの要素を取り入れることで、社員の生産性向上だけでなく、企業のブランド価値も高めることができます。

おしゃれなオフィスとは?家具・インテリアの選び方のポイント

おしゃれなオフィスは、見た目の美しさだけでなく、社員が心地よく働ける快適さも重要です。家具やインテリアの選び方次第で、作業効率やコミュニケーション、オフィス全体の印象が大きく変わります。ここでは、床材や照明、デスクや椅子、アクセントアイテムのポイントを解説します。

床・照明の選び方

床材はエリアごとに用途をイメージして選ぶと、作業効率や印象が大きく変わります。エントランスや応接室では高級感あるタイルやウッドなどが好まれ、執務スペースはクッション性や耐久性の高い素材が重宝されます。
照明はデザイン性だけでなく光の強さや色温度も重要です。集中力を求める場所では白色系の明るい光、リラックススペースでは温かみのある光を選ぶなど、ゾーンごとに調節できるように設計しましょう。
ブラインドやカーテンは外からの光を適度にコントロールし、視線を遮る役割も担います。採光とプライバシーのバランスを考慮することで、快適な働きやすい環境を整備できます。

デスクや椅子の選び方:快適な座り心地とデザイン性を考慮

作業効率や健康面を考えると、デスクや椅子は快適さが最優先です。人間工学に基づいた椅子や高さ調整可能なデスクを選ぶことで、集中力や疲労軽減に効果があります。デザイン性も意識して選ぶと、オフィス全体の統一感やおしゃれ感もアップします。

グリーンやアートを活用:アクセントアイテムで空間を引き立てる

観葉植物やアートを取り入れると、視覚的なアクセントとなり、社員の気分やクリエイティビティにも好影響を与えます。ゾーンごとの雰囲気やテーマに合わせて配置することで、オフィス全体の印象を引き締めつつ、居心地の良さを演出できます。

空間別に考える:エントランス・執務室・会議室・応接室

快適かつ生産性の高いオフィスを実現するために、各空間の役割やデザインをしっかりと押さえることが重要です。
オフィスを大きく分けると、来客を迎えるエントランスや応接室、普段の業務を行う執務スペース、打ち合わせやプレゼンを行う会議室などがあります。それぞれ異なる目的や利用頻度があるため、デザインやレイアウトを総合的に調整する必要があります。
空間ごとにレイアウトや設備を最適化することで、業務効率を高めながら企業イメージを表現することが可能です。例えば、エントランスを企業の“顔”としてブランディングに活用し、執務スペースではチームワークを促す仕掛けを導入するなど、目的に合わせた空間設計が鍵となります。
このようにゾーニングをしっかり考慮して各エリアを機能的に配置すると、無駄な移動や混雑も減り、社員がストレスなく働ける環境が整います。結果的に企業成長の基盤にもつながりやすいのです。

エントランス:企業イメージを体現する“顔”

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エントランスは社外の人が最初に目にする場所で、企業の印象を大きく左右します。
ロゴサインや企業カラー、フロアマット、照明などを活用して、一目で「らしさ」を伝えられる空間を作りましょう。観葉植物やアート作品で華やかさを加えるのも効果的です。
また、人の往来が多い場所なので、清潔感を維持する管理も欠かせません。

執務スペース:クリエイティビティと集中力を両立

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執務スペースでは、集中作業とコラボレーションの両立がポイントです。
フリーアドレスのテーブル配置や、個人用ブースと多人数用テーブルの組み合わせで、業務内容に応じた作業環境を整えられます。
集中ゾーンにはパーテーションや吸音素材を使い雑音や視線を遮り、オープンスペースでは間仕切りを減らしてコミュニケーションを促進。
落ち着いた色合いをベースに差し色を加えると、社員のモチベーションも高まります。照明は明るさ調整ができるように設置すると、時間帯に応じた最適な光環境を作れます。

会議室・ミーティングスペース:アクティブ・ラーニングを促す構成

会議室は少人数のディスカッションから大人数のプレゼンまで柔軟に対応できる設計が重要です。
机や椅子を自由に動かせるレイアウトにすることで、アクティブ・ラーニングやコラボレーションがスムーズになります。
照明は影ができにくい配置にし、アクセントクロスやアートパネルでおしゃれな雰囲気を演出すると、発言しやすく活気ある空間が作れます。

応接室・商談エリア:ブランドイメージを印象づける接客空間


応接室は社外のビジネスパートナーや顧客と接する場所で、企業のステータスや品格を示す空間です。
高級感あるソファやテーブル、落ち着いた照明で迎え、壁面に企業理念や実績を展示することで自然に強みをアピールできます。
アロマやBGMでリラックス感を演出すると、来客への印象も良くなります。
デザインは凝りすぎず、ブランドカラーやロゴの一部をアクセントにすると洗練された印象になります。

ジャンル別に見るおしゃれなオフィススタイル

オフィス空間を特徴づけるテイストは多種多様で、それぞれに独特の雰囲気とデザイン性があります。
おしゃれなオフィスを目指すうえで、まずはどのようなスタイルを採用するかが重要です。企業のコンセプトや業種、社員構成に合わせて適切なテイストを選ぶことで、自然とブランドイメージや働き方にフィットした空間を創り出せます。
例えば、落ち着いた雰囲気を好む企業であれば、和モダンやクラシックテイストが人気です。若いスタッフが多い企業ならば、スタイリッシュモダンやカフェ感覚のアレンジを取り入れると親和性が高まります。
それぞれのスタイルには利点や注意点がありますが、共通して言えるのは“他にはない独自性”を生み出すチャンスがあるということです。社員の個性や企業の強みを反映させることで、唯一無二の空間を作り上げるのが理想的です。

自然を取り入れる:グリーンとウッドテイストで癒しを演出

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観葉植物や木目調の家具を取り入れると、目や心が疲れにくい柔らかい雰囲気を生み出せます。近年注目されるバイオフィリックデザインの考え方を導入することで、オフィス内でも自然とつながりを感じられるのがポイントです。
木材や観葉植物は比較的どの職場にも導入しやすく、コストパフォーマンスにも優れています。業務用観葉植物のレンタルサービスを活用すれば、手入れの手間を削減しながら緑を楽しむことが可能です。
また、あえて木目のフローリングやアイアンウッド調のデスク脚などを組み合わせると、空間の質感がより一体化します。自然素材との調和が取れたおしゃれなオフィスは、リラックス効果とブランド価値を同時に向上させられます。

和モダン:日本の伝統美と現代デザインの融合

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畳や竹素材など日本独自の伝統要素をモダンなインテリアと組み合わせるのが和モダンの特徴です。時には障子や和紙のアクセントを取り入れることで、国内外の来客にも印象深いオフィス空間を演出できます。
和の要素は静謐(せいひつ)で落ち着いた雰囲気をもたらす一方、過度に取り入れると古風になりすぎることも。バランスを考え、ポイント的に使用しつつ現代的な家具や照明デザインを取り入れると、今っぽい調和が生まれます。
畳スペースをミーティングルームの一角に設けたり、お茶を楽しめる“和”の休憩エリアを取り入れる工夫も面白いでしょう。日本的な“おもてなし”の心を感じられるオフィスにすることで、企業の独自性がぐっと高まります。

クラシック&ダンディ:信頼感と高級感を与える空間

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ダークウッドやレザーを中心にした重厚感のあるインテリアは、来客に対して信頼感を与えやすいというメリットがあります。伝統的なクラシックスタイルは長年にわたり支持され、格式を感じさせる空間を作り出します。
重たく見えすぎないように差し色や照明を工夫し、エレガントさを損なわないよう心がけましょう。例えば、真鍮(しんちゅう)などの金属パーツを加えることで、ほどよい高級感と洗練されたイメージを補強できます。
重厚な家具を導入する場合は、アフターケアやクリーニングも考えておく必要があります。耐久性のある素材を選び、適切なメンテナンスを行うことで、長く美しさを保ち続けることが可能です。

ガラスや石材を活かす:スタイリッシュモダンなオフィス


透明感のあるガラスパーティションや鏡面仕上げの石材を使うと、自ずと洗練されたスタイリッシュな印象を与えます。光を反射しやすいため、狭いスペースでも広く見せる効果が期待できるのもメリットです。
打ち合わせスペースや応接室をガラスで区切ることで、閉塞感を抑えながらもプライベート感を演出できます。さらに、石材調の床を組み合わせれば、高級ホテルのようなクールな雰囲気を演出することも可能です。
ただし、ガラスや石材は主張が強い素材であるため、他の家具や装飾品との調和を意識する必要があります。全体のトーンをモノトーンやシックな色合いにまとめることで、おしゃれなオフィスとしての完成度を高められます。

大企業から中小企業まで!規模別おしゃれオフィス

企業の規模によって重視するポイントは異なりますが、共通して重要なのは「ブランディング」と「快適さ」を両立させる工夫です。
おしゃれなオフィスづくりは、大企業だけでなく中小企業でも取り入れられる重要な施策です。大企業では広いフロアを活かした大胆なレイアウトを実現できる一方、小規模オフィスでは限られたスペースを上手に活かしてブランディングを表現する工夫が必要となります。
企業規模に関わらず、コストと効果をバランスよく考慮することが大切です。実用性とデザイン性を兼ね備えたインテリアや、社員のストレス軽減を狙ったリフレッシュエリアの設置などは、どの規模の企業でも参考になる取り組みと言えるでしょう。
また、規模を問わず新しい働き方に対応できる柔軟性が求められています。ハイブリッドワークに対応できる通信環境や、チームごとに使いやすいレイアウトを導入することで、社員ひとりひとりが最大限のパフォーマンスを発揮しやすくなるのです。

大規模オフィス:社内コミュニケーションを活性化する空間設計

大企業の場合、フロアが広いために部署同士の交流が希薄になりがちです。そこで、共用スペースを中心に設けたり、カフェ風ラウンジを導入することで、社員同士が自然と集まり意見を交わす環境を演出できます。
大規模イベントにも対応できる多目的ホールを用意すると、研修や発表会に加え、社内交流の場としても活用しやすくなります。オープンな空間にすることで、誰でも参加しやすく自由に発言できる社風を育てる効果も期待できます。
さらに、場所を確保できる分、執務エリアの席同士の間隔にもゆとりを持たせ、集中できる環境をつくるのも重要です。快適な作業スペースは社員の生産性と健康管理に寄与し、離職率の低減にも繋がります。

中規模オフィス:採用ブランディングにつながるデザインとは

中規模オフィスでは、レイアウトや内装に一定の自由度がある反面、限られたスペースをどのように有効活用するかが課題となります。エントランスに企業のロゴやカラーを活かしたデザインを施し、一目で自社の個性を印象づけることが効果的です。
会議室やミーティングスペースにも企業アイデンティティを反映させると、社内外の人にブランド価値を伝えやすくなります。例えば、壁面アートやデジタルサイネージで会社の理念や取り組みを紹介すれば、訪問者の理解を深めるとともに採用活動にも好影響を与えるでしょう。
収納スペースなども工夫次第でデザイン要素の一部にできます。社名の頭文字をあしらったラックや、統一感のあるカラーを取り入れると、散らかりやすい設備が逆に魅力的なポイントに転じる場合もあります。

小規模オフィス事例:限られたスペースを最大限に活かすレイアウト

小規模オフィスでは、一人ひとりの作業環境を快適にするために、レイアウトの最適化が欠かせません。デスクや収納を壁沿いに配置し、中間スペースにミーティング用テーブルを設置するなどして、有効面積を広げる工夫が求められます。
明るい色合いを基調とした内装を選ぶことで、スペース以上の開放感を演出できます。間仕切りにガラスパーティションを用いるのも、光を遮らずにゾーニングを行えるため、窮屈さを感じさせません。
小規模だからこそ、細部のデザインにもこだわりを見せることでブランドイメージを高められます。小さな観葉植物や壁掛けアートなどを取り入れて、視覚的なアクセントをつくることで社員も来訪者も心地よい印象を抱けるでしょう。

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