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「OAフロア工事」の施工手順をわかりやすく解説

2019/11/18

電話線やLANケーブルなどの配線を床下に収納し、快適な足元環境を叶える「OAフロア」。デジタル化が急速に進む現代のオフィスでは、すっかり標準的な設備となりました。

画像引用:共同カイテック株式会社

床の上に無数のケーブルが散乱している様子は見た目が美しくないですし、躓いて怪我をしたり、断線してデータが消えてしまったりする危険はどうしても避けられません。

そうした状態を危惧し、そろそろウチの事務所もOAフロアに変えようかな・・・、と検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、OAフロア工事って、どんなことをするのでしょう。

どのくらい時間がかかる工事なの?
今使っているこの部屋にもOAフロアは導入できるの?
安く済ませる方法はないの?

・・・などなど、疑問は尽きないですよね。そこで今回は、そんなOAフロア工事に関する素朴な疑問を解決していきたいと思います!

疑問① そもそも・・・OAフロアにはどんな種類があるの?

一般的には、設置方法別に大きく二つのタイプに分類されます。

高さ調節可能な支柱の上に、金属製のパネルをのせて設置する「支柱調整式」と、タイルのように敷き詰めて設置する「置敷式」です。

更に「置敷式」は、溝に沿って配線を行い、上からカバーをかぶせてケーブルを保護する「溝配線タイプ」と、パネルと脚が一体になっている「溝なし脚付きタイプ」とに分けられます。

「溝配線タイプ」のOAフロアは、コンクリートまたは樹脂で作られることが一般的です。一方、溝なし脚付きタイプのOAフロアは、そのほとんどが樹脂製です。

支柱調整式 置敷式
溝配線タイプ 溝なし脚付きタイプ
金属製 コンクリート製 樹脂製
床高調整 ★★★ ☆☆☆
配線容量 ★★★ ☆☆ ★★
耐荷重 ★★★ ★★ ☆☆
配線変更の容易さ ☆☆ ★★★ ☆☆
歩きやすさ ★★ ★★★ ★★ ☆☆
お求めやすさ ☆☆ ★★ ★★★

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疑問② OAフロア工事ってどんなことをするの?

「支柱調整式」と「置敷式」とで、工事内容に大きな違いはありません。
基本的には、下準備→パネル設置→タイルカーペット敷設 の3ステップです。

支柱調整式OAフロアの工事内容

1.支柱をセット
下地となる床に傾斜や凸凹がないかを調査した上で、支柱の種類や調整具合、必要本数を決めて支柱をセットしていきます。
2.支柱の上にパネルを設置
床面となるパネルを、支柱の上に設置します。柱や壁付近には標準サイズのパネルをカットして使用します。
3.タイルカーペットを敷設
施工面全体にタイルカーペットを敷き込んで完成。

置敷式OAフロアの工事内容

1.クッションシートを敷き詰める
はじめに、下地となる床面を安定させるためにクッションシートを敷き詰めます。
2.パネルを敷設
床面となるパネルを並べていきます。柱や壁付近には標準サイズのパネルをカットして使用します。
3.タイルカーペットを敷設
施工面全体にタイルカーペットを敷き込んで完成。

疑問③ 現在使用中のオフィスの床もOAフロアにできるの?

使用中のオフィスの床も、OAフロアにリニューアルすることができます。
平日の営業に支障なく施工を行うために、以下のようなスケジュールをとることが一般的です。

(敷設面積200~400㎡、置敷式OAフロアの使用を想定/作業条件により日程・工程は変動します)

日程 工程
金曜日 18時~ 家具・備品・機器・書類ほか搬出
土曜日 7時~8時半 OAフロアパネル・タイルカーペット搬入
8時半~15時 OAフロアパネル施工
13時~17時 電気・電話・LANの配線
日曜日 7時~13時 タイルカーペット施工
13時~19時 家具・備品・機器・書類ほか搬入
15時~19時 電源・電話・LANの再接続・OAタップ取付け など

疑問④ OAフロアを安く導入する方法はあるの?

樹脂製の置敷式OAフロアをご自身で設置すれば、低予算でOAフロアを導入することができます。

樹脂製のOAフロアパネルは軽量で扱いやすいため、器用な方であれば「DIY感覚」で簡単に敷設することが可能です。
部屋の隅から壁に沿って敷き詰め、壁や柱の付近はノコギリなどでカットすればOK!
必要な材料・機材は床材屋さんのネットショップなどで手に入れることができます。

ただし「DIY」でのOAフロア設置にはリスクもあります。

時間がかかりすぎる

先ほど「簡単に敷設することができます」とは申し上げましたが、慣れない作業というのはスムーズに進まないものです。想定以上の時間がかかり、本来の業務に支障をきたしてしまうことのないよう、ご注意ください。

段差・スロープの加工は手間がかかる

OAフロアと一般フロアとの境目など、段差が生じる箇所には「框(かまち)」という見切り材が必要です。加えて、ドアまわりにはスロープ加工を施すのが一般的。

【左】内開きドア(引いて外へ出るドア)の場合、「開かずの扉」にならないようにスロープが必要。【右】外開きドア(押して外へ出るドア)の場合、室内外の床高が急に変わらないようにスロープが必要。

スロープ加工は作業工程が複雑な上、適切な専用部品を寸法に合わせて手配しなければならず、初心者には難易度が高い作業です。

怪我をしてしまう

ノコギリで手を切ってしまったり、備品の搬入・搬出時に腰を痛めてしまったりする恐れがあります。シチュエーションによっては業務上災害として認められない場合もありますので、慎重に取り組む必要があります。

トラブルが発生してしまう

施工が上手くいかず、ガタガタで歩きにくい床に仕上がってしまうリスクも。
更に悲惨なのは配線トラブルです。敷設直後は問題がなくても、数日~数ヶ月経ってから通信不良や機械の誤作動が発生してしまうことがあります。電話やネットが繋がらず、業務がストップしてしまっては困りますよね。

 

このように、「DIY」のOAフロア工事には、怪我や失敗のリスクが付きまといます。

準備や作業にかける労力・時間を考慮すると、「はじめからプロの業者に頼む」というのが最も経済的な選択かもしれません。
まずはプロの業者に見積りを依頼し、コストを抑えたプランを提案してもらうといいでしょう。

 

  

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